3月3日(日)~6月9日(日)
MIHO MUSEUM(滋賀県信楽町)
MIHO MUSEUMには、ガラスが宝石であった時代の貴重な作品が、200点あまり収蔵されています。中でも名宝は「ファラオ頭部」、ツタンカーメン王の祖父アメンホテプ3世の実物大ガラス彫刻で、奇跡的に今日まで伝わりました。また「獅子頭形杯」は、水晶のような無色透明のワインカップで、約2500年間ほぼ完品で伝えられた極めて稀なケースです。
他にも古代地中海のコアガラス香油瓶やビーズの数々、繊細の極致であるモザイクガラス、色とりどりに銀化したローマンガラス、正倉院にも伝わったカットガラス、中国で瑠璃や玻璃と呼ばれた玉類などを展示します。古代世界に広がる驚くべきガラスの美を、どうぞお楽しみ下さい。
※展示等の詳細は下記のウェブサイトを参照ください